うつ病と食欲について

悩んでいる女性

うつ病によって痩せてしまう

うつ病になると、食事に対する楽しみややる気が起きなくなってしまうため、何も食べたくない状態になってしまいます。気分が落ち込み、何をするにも億劫で、食事に対してストレスを感じてしまいます。好きなものも食べることができなくなり、短期間で急激に痩せてしまう方も少なくはありません。さらに、うつ病によって自律神経が乱れてしまうことも、食欲が低下する原因になる場合があります。自律神経が乱れてしまうと、胃腸の働きが弱ってしまい、胃もたれや胸やけなどの症状が出ます。そのため、何も食べたくない状態になることも少なくはないのです。体重や食欲の増減については、うつ病を診断するための基準の一つでもあります。食事療法やダイエットなどを特にしていないにも関わらず、1ヶ月の間に5%以上の体重の変化があった場合は、うつ病の可能性を考えておきましょう。

太ってしまうケースも…

うつ病によって「何も食べたくない」と思う方は少なくないですが、中には、食べ過ぎてしまう方もいます。これは、うつ病による不安感やイライラを食べることで抑えようとして引きおこる過食です。特に甘いものを欲するケースが多く、体重の急激な増加や、糖尿病の併発などの危険性があります。甘いものを食べると脳から分泌される伝達物質によって満腹感や満足感を得られるものなのですが、うつ病を患ってしまった場合は、この伝達物質の働きが低下しているため、食べても不安やイライラが解消されるとは限りません。そのため食べ過ぎてしまうのです。うつ病を患ってしまった場合は、何も食べたくないことも問題ですが、食べ過ぎてしまうことも健康面では問題なのです。