うつ病に関係する脳の働き

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うつ病を患っている人は脳がきちんと動けない?

うつ病の原因は、詳しいことは分かっていませんが、考えられる原因の1つとして、脳が関係していると言われています。疲労や強いストレスによって、脳が正常な働きをすることができなくなることでうつ病を発症するのではないか、と言われているのです。脳神経伝達物質が分泌されにくくなったり、過剰に分泌されたりして、伝達物質のはたらきが悪くなることで、やる気が出ない、何も食べたくない、身体を動かすことが億劫、などの症状が出てくるのです。うつ病によって意欲が低下すると、誰しもが「怠けている」ととらえてしまいがちです。症状が分かりにくいため、勘違いされやすいのです。本人でさえ、症状を自覚することができずに、怠けだと思い込んでしまうことがあります。そのため、するべきことをしなくては、と気持ちだけが焦ってしまい、身体は動かすことができない、といった状態になることがあります。やるべき事を成し遂げられない自分はダメだと、攻めてしまい、さらに気持ちが落ち込んでしまうこともあります。ですが、実のところは怠けているわけではなく、さまざまなことから強いストレスを受け、疲れやストレスをため込んでしまったため、脳が上手く働くことができなくなっているのです。うつ病を改善させるためには、薬物療法などの正しい治療が必要です。また、しっかりとした休養をとることも、うつ病の改善には重要な治療方法になります。正しい治療を行なうことで、意欲の低下も少しづつ回復していきます。うつ病はこころの病気です。決して怠けなどではなく、病気であることを理解した上で、きちんと治療してあげることが大切です。